【2026年運勢解説】牡牛座編

全体運

2026年、牡牛座の皆さんにとって、長く待ち望んだ転機の年がやってきます。

2018年からずっと牡牛座を巡ってきた天王星が、4月26日にようやく本格的に双子座へと移っていきます。長らく太陽の真上を天王星が通過していたこの7年間、皆さんの価値観は大いに変化してきたのではないでしょうか。

天王星が太陽に与える影響は、意識の覚醒、当たり前を嫌う意識です。独立自立、分離、覚醒。一般的な路線からは外れ、常識を外していくような勢いを受け取りがちになります。牡牛座は本来、現実主義で地に足をつけ、物やお金といった具体的な豊かさを大切にする星座。でも天王星の働きかけによって、本当の豊かさは目に見えるものだけじゃないんだと気づかれた方も多いでしょう。見栄えの良いもの、ステータスの高いものではなく、自分にとっての本物の豊かさ、健やかな生活スタイルに合った生き方に目覚めてこられたのではないでしょうか。周りに迎合することなく、独自の価値判断で物を見ていく力が身についてきているはずです。

天王星が牡牛座から2番目のエリアの双子座に移ると、今度は収入や価値観の領域に変化の波がやってきます。今まで培ってきた独自の感性や価値観を、具体的にどう収益化していくか。新しい稼ぎ方やお金との付き合い方を模索する7年間の始まりです。

年の前半、木星が蟹座にある6月30日までは、学びたいこと、広がりたいこと、会いたい人、行きたい場所に積極的に手を伸ばしてください。コミュニケーション能力が高まり、認識領域が広がり、経験が豊かになる時期です。ブーストをかけて、年の初めからしっかり動いていくといいですね。

天王星が牡牛座にある間に沸々と感じていた「今じゃない、ここじゃない」という思い。まだ踏ん切りがついていない方は、ご自身の太陽と木星との60度の配置を受け取っている木星が蟹座を巡っているうちに、ぜひ行動に移してください。

6月30日以降、木星が獅子座に移ると、運気は落ち着くモードになります。ご家族との繋がりや故郷、家や土地のことなど、普段は気にしなくてもいいけれど安定させなければ人生が落ち着かない部分。そこにメンテナンスをしたり、安定させるアクションを起こしたりするのに良い時期です。

また、土星が牡羊座を巡ることで、今まで見てこなかった心の問題やトラウマと向き合うテーマも出てきます。自分を癒し、浄化していくことで、純粋に人と出会っていけるようになるでしょう。無理をする必要はありません。心休まる場所を見つけて自分自身を見つめ直し、より良い人と素直に付き合える自分になっていく。そんな一年になりそうです。

仕事運

年の前半がお仕事面での勝負どころです。

木星が蟹座にある6月30日までは、やりたいことやプロジェクト、周りに知っていただきたいことをアピールするのに最適な時期。特に6月くらいまでを中心にことを進めていくと、その勢いで一年間を通して恵まれたお仕事のポジションを取っていけそうです。年の前半のうちに仕掛けを作っておくことが大事になります。新しいチャレンジや新しい試み、いろんな人たちとの出会い、自分自身の可能性を広げたい計画を持っている方は、ぜひ年の初めのうちにスタートを切ってください。

具体的に有望な時期としては、5月下旬から6月上旬にかけて。牡牛座に火星が入り、蟹座の金星・木星と60度の良い配置を形成します。特に6月9日の蟹座の金星と木星が重なる(コンジャンクション)頃は最高の配置。自分本位の振る舞いやアピールが周りに承認されやすく、コミュニケーション能力が高まって、自分を上手にアピールしていけるでしょう。

ただし、年の後半には注意が必要です。11月9日の蠍座の新月の頃は、人間関係のしがらみに巻き込まれやすい配置になります。獅子座の終わりの度数で木星と火星が接近し、蠍座の新月と一緒に、皆さんの太陽がある牡牛座に対して緊張を生む配置(Tスクエア)を形成します。チャンスも多くやってきますが、手を広げすぎると自分の範囲を超えてしまうかもしれません。大事な部分を見極めて、広がりすぎるところはセーブしていきましょう。

秋頃はお仕事的にいろいろ活躍される時期。人との繋がりが増え、出会う幅が広がり、チャンスもやってきます。楽しそうな時期ではありますが、自分に嘘をつかないように。自分の価値観やポリシーにかなう形のお仕事のスタイルを貫いていくことで、より誠実さも増し、確実なスタイルが身につきます。できることには限りがあるのです。無限に広げる必要はありません。天王星が牡牛座を巡る中で培った「自分本位の価値観で物を見る」という感覚を大切に、嘘偽りないスタイルで仕事を選んでいきましょう。お体の融通が利くようでしたらいろいろしてもいいですが、無理は禁物です。

恋愛運

天王星が牡牛座を巡ってきたこの数年間で、恋愛に対する価値観もずいぶん変わってきているのではないでしょうか。

本質的な生き方にシフトしたいと思うと、目の前のしがらみがちょっと嫌になってしまう。大事な人生を無駄なものに費やすのではなく、本当に大事な人とのみ大事な時間を過ごすことにシフトしたい。そんな思いが芽生えている方も多いでしょう。嘘偽りなく、自分のお眼鏡にかなった人とのみ出会っていきたい。一人でも十分という独立心も強まっているかもしれません。より吟味した、本物のパートナー像をしっかり選べる目が養われてきているはずです。

そんな牡牛座の皆さんにとって、恋愛運が最も有望なのは年の前半です。5月下旬から6月にかけて、蟹座に木星があり、金星が接近していく時期は恋愛指数が高まります。特に6月9日の蟹座の金星と木星が重なるのは最高の配置。魅力的に自分をアピールでき、出会った人とより良い関係を結べるときです。アクションを起こしたりアプローチをかけたりするのにとても向く時期なので、この人いいなと思っている人との関係を縮めていきたい方は、ぜひこの時期を狙ってください。

7月10日頃から金星が乙女座に入ると、牡牛座と120度の配置を取り、魅力もアップします。ただし、双子座の火星・天王星と90度の刺激的な配置になるので、一瞬の判断で動くのは避けましょう。相手をよく知り、自分のこともよく知っていただいて、信頼関係を結んでいくように進めると安全です。長く大事にしたい関係なら、衝動的にならず温めておくことが大切です。

年の後半、木星が獅子座に移ってからは、より落ち着いた親密な恋愛運になります。家にお招きして一緒に美味しいものを食べる、そんな温かい心の交流を求めていく恋愛が向いています。牡牛座にとって食べ物は大事。美味しいものを一緒に食べて「美味しいね」と言い合える、日常の一コマを大事にできる関係性を求めていきましょう。華美なレジャーや刺激的な恋愛よりも、誠実で落ち着いた関係性を。自分のテリトリーに相手を引き込み、自分のスタイルや価値観を大事にした恋愛の持っていき方をすると良いでしょう。背伸びをしたり、相手に気に入られようと無理をしてしまうと不本意な恋愛になってしまいます。自分らしさを大切に、おもてなし上手になって、アットホームなお付き合いを楽しんでください。

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