【2026年運勢解説】山羊座編

全体運

2026年、山羊座の皆さんにとって、年の前半が最も大事な時期になります。

木星が向かいのサインである蟹座にある6月30日までに、やりたいこと、行きたいところ、出会いたい人、繋がりたい組織など、活動の重点を仕掛けておくと大変スムーズにその後も展開していきます。

特に年始が重要。1月23日まで火星が山羊座を巡っています。山羊座にとって火星はエグザルテーション(高揚)の配置で、非常に効率よく実行力を発揮できるとき。優れたリーダーシップを発揮できる期間です。この期間にブーストをかけて、今年の計画をスタートさせておきましょう。願を立ててもいいし、宣言してもいいし、プランを立ててもいい。スタートの勢いをつけて、その後は惰性でも計画通りに着々と進めていくくらいがちょうどいいですね。年の初めの勢いで、2026年全体の命運が決まるといっても過言ではありません。

2月14日に土星が牡羊座に入ると、山羊座の太陽に対して90度の配置に。今まで当たり前に思ってきたベースの部分、体調面や家族との繋がりなどに問題提起がなされます。今までOKだったこと、やりやすかったこと、当たり前に条件が良かったことに対して、一つ一つダメ出しを食らうような感覚。見えてこなかった不安定さと向き合うことになるかもしれません。約2年半続くこのテーマの始まりです。

4月中旬は1年で最もストレスフルな時期になりそうです。牡羊座で火星・水星・土星が接近し、蟹座の木星と合わせて、山羊座の太陽に対して緊張を生む配置(Tスクエア)となります。かなりブレーキをかけられている感覚になるでしょう。ただ、木星がまだ蟹座にあるうちは、その恩恵も同時に受け取ることができます。

土星が問いかけているのは「自分の所属はどこか」ということ。これから社会的に発展していくためには、自分のバックボーン、立ち位置、帰属しているベースの部分をはっきりさせる必要があります。曖昧にしていては人との信頼関係も損なわれてしまいます。社交的な場面や社会に向けて立場を表していくときに、実は問われることでもあるのです。

6月頃になると、周りからの理解や応援が得られるようになり、物事がスムーズに動き始めます。年始に立てた目標や願いに対して、賛同してくれる人が現れたり、自分の思いを表現する場が広がったりするときです。

6月30日以降、木星が獅子座に移ると、山羊座にとっては8番目のエリアへ。特別な人との深い繋がりから恩恵を受け取る時期に入ります。前半でしっかりと種を蒔いてきた人は、その流れに乗って充実した後半を過ごせるでしょう。信頼できる仲間たちとの絆を大切にしながら、一歩一歩着実に歩みを進めていってください。

仕事運

仕事運は、年の前半が最もチャンスの広がるとき。

木星が向かいの蟹座にある間、様々な出会いや誘いがやってきます。「あなただったらもっと大きなステージで仕事ができるよね」という声がかかりやすく、社会的なステータスを上げられるときです。木星が山羊座から7番目のエリア(蟹座)から8番目(獅子座)と進んでいく中で、関わっていく人たちから自分のステージを上げてくれるポジティブな繋がりがこれから広がっていく、その始まりの年です。

1月23日までの火星が山羊座にある期間は特に重要。非常に優れたリーダーシップを発揮できる配置です。効率よく実行力を発揮できるこの勢いでスタートさせたことが、1年を通じて展開していく基盤になります。年始のうちに仕掛けておきましょう。

4月26日から天王星が山羊座から6番目のエリアの双子座に入ると、仕事観に大きな変化が訪れます。山羊座本来の価値観は、大手企業や公共の組織の中で、ヒエラルキーのもときちんと立場を守って働くスタイル。システマティックな場所で、きちんと立場を守ってお仕事するのが似合う価値観です。しかし天王星の影響で、世の中の価値観がガラガラと変わっていくさまを見ることになります。誰もが個人契約のもと、フリーランサーのように仕事をしてその成果を報酬として得ていく。年功序列ではなく、個人の能力によって仕事を得ていく時代への意識改革が進んでいきます。自分にはどんな独自の能力があるのかを問われる、これから7年間のテーマが始まります。

4月中旬は土星と火星・水星がストレスフルに影響してくる時期。新年度の始まりで業務が忙しくなり、自分の責任も負担がかかってきます。周りの環境に押されて、自分のエネルギーが奪われていくようなイメージ。自分らしくないことも飲み込まなければならない場面があるかもしれません。でも大きな視野に立って、矛盾も抱き込みながら、最も大事な部分を損なわないように向き合っていきましょう。フリーランスとして生きるのか、企業の中で昇進していくのかなど。どちらにするかは自分で選び、見極めていくことが大切です。

6月頃には、年始に手を打った人たちが成果を得始めます。賛同者や理解者が集まり、良い意味で発表の場を得られるでしょう。年の後半は、決まったメンバーと一緒にプロジェクトを着実に進めていく時期。広げようとか進めようとかではなく、賛同してくれる仲間たちと一緒にいろいろなプロジェクトを進めていくといいでしょう。前半でしっかり頑張った人は、その余波で充実した時期を過ごせます。

恋愛運

恋愛運は、年の前半に出会いのチャンスが大きく広がっています。

木星が7番目のエリアを巡る蟹座にあるうちに、良きパートナーを得られる可能性が高まっています。年始から種をまいておくことが大切です。年始に仕掛けていることを、引き続き関係性を求めていくと、思いを叶え、相手を通して充実した恋愛感情が盛り上がるときを迎えられるでしょう。

4月中旬は金星が木星と60度で有望な時期。ただし火星と土星のストレスが満載なので、そこから逃れるように破天荒な恋愛に傾いてしまう危険も。4月下旬の天王星と金星が重なる時期は、自分らしからぬ人に惹かれたり、合わない人をいいなと感じたり、ちょっと変な人を好きになったりしやすいので注意が必要です。一瞬の刹那な恋愛はしない方がいいでしょう。

5月19日以降、金星が蟹座に入り木星と重なります。火星も牡牛座で山羊座とは120度の配置となり、恋愛シーズン到来です。積極的に恋愛を仕掛けていける勢いがあります。大変恵まれた配置で、充実した恋愛のシーズンを受け取っていけるでしょう。

6月中旬、特に8日から12日頃は最も充実した星回り。金星と木星が蟹座で重なり、素晴らしい相手と出会い「出会ってよかった」と言えるようなパートナーを得られる可能性があります。

8月中旬から9月上旬は、蟹座の火星、牡羊座の土星、天秤座の金星でグランドクロス(十字形のハードアスペクト)を形成。相手との距離感のバランスを取る必要が出てきます。情熱的なモードですが、相手のわがままに振り回されて自分を見失わないように注意。人によっては相手にのめり込みすぎている場合もあるし、そこから立ち直って自分のペースを取り戻そうとしている場合もあるでしょう。様々な価値観のぶつかり合いの中で、相手をどうやって理解していったらいいかを学んでいくことになります。そこを乗り越えていくと、恋愛だけでなく人としての深い信頼関係を結んでいけます。

土星が山羊座から4番目のエリアの牡羊座にあることで、家族との関係や自分の所属の問題が恋愛にも影響してきます。家の問題も見なくちゃいけない、ベースをちゃんと作らなくちゃいけない。一個人としての自由な恋愛がしづらい面があります。周りから祝福される恋愛をしたいなら、自分のポリシーや価値観、ライフスタイルをしっかり認識した上で、ぴったりな人を見定めていきましょう。自分のことをちゃんと認識しているかどうかで、ミスマッチングはだいぶ回避できます。年末は金星と火星が調和し、親密な関係を構築できる穏やかな時期を迎えます。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。