木星と天王星【2023/5/9 配信】

(日本の建国図、ソーラーアーク図と2024年の春分図)

いよいよ来週5/17の2:20に木星が牡牛座に入ります。

牡牛座には天王星が2018/5/15~2026/4まで滞在していて、そこに来年の5/21まで木星が一緒に滞在することになります。

天王星は長い間1つの星座に滞在し、その星座が意味することに変革をもたらしていきますが、そこに拡大の星・木星が入ると、勢いが増すことになります。

牡牛座ですから、お金、食べ物、美しいもの、豪華なもの・・・などでしょうか。特に今は、ノード軸(ドラゴンヘッド・テイル)も牡牛座・蠍座ラインにいますから、ここのところ牡牛座的なことは大きな変化にさらされているのです。

確かにお金のデジタル化は加速していて、現金を使う機会もだいぶ減りました。欧米では銀行の破綻も続き、金融市場は心配な状況です。日本も何十年ぶりのインフレ、円安で、金融周りは大変なことになっていますよね。

過去に天王星と木星が同じ星座にいたときにはどんなことがあったんだろう・・・といくつか調べてみました。

直前は2011/3~4の木星牡羊座期。ここは天王星が牡羊座に入る直前に東日本大震災が起きたことが忘れられません。

その前は1997/1~11の木星水瓶座期。Wikiを見ると、面白いことにIBMのコンピュータがチェスのチャンピオンに勝ったとか、NASAの探査機が火星に着陸したなど、とっても水瓶座っぽいことが多いんですよね。天王星は事故も表しますが、グアムで228人が亡くなった飛行機事故、ダイアナ妃の死亡事故もこの時期に起きました。

その前は1982/12~1983/12の木星射手座期。ここも面白いことに、ローマ教皇が、地動説を支持したガリレオに対する宗教裁判の誤りを認めたという、射手座的な出来事が起きていました。また大韓航空機事故で269名が亡くなったのはこのときでした。

ということで、ここから一年間、さらなる金融市場の変化は避けられそうもありませんね。

ところで、この天王星、今、日本の建国図のMCの上にいるんです。去年の7-9月頃に一度MC上に来てから逆行し、今まさに再びの通過中で、来年の頭にもう一度接近してきます。去年の7-9月と言えば、安倍元首相が銃撃されて亡くなったときです。

上のチャートは日本の建国図に来年の春分図を重ねたものです。来年の春分の日には天王星、木星と、ソーラーアークの土星がごちゃっとMCの上にいます。

これはねぇ・・憲法改正とか・・・なんか建国以来の大きな変化が起きそうな気配ですね。

私もあと数年でMCの上に天王星が来るので、いよいよ仕事が大きく変わるんだろうな・・と予測しています。

占星学ニュース登録

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。