【2026年運勢解説】天秤座編

全体運

2026年、天秤座の皆さんにとって、木星が獅子座に入る6月30日以降が最も運気が盛り上がるときを迎えます。年の後半がとても楽しみな星回りです。

年の前半、木星が蟹座にある間は、天秤座から10番目のエリアを巡る配置。社会運が上がっているときです。これまでやってきた社会の中での活躍に対して、周りの人たちに認識していただけるチャンスが広がっています。やってきたことを周りから評価されやすく、認められやすい時期。自分自身の社会的な立ち位置や役割を再確認し、これまで支えてくれた人たちへの感謝を伝えながら、節目を表していかれるといいでしょう。図らずも自分1人ではできなかったことを、いろんな人たちに支えられながらやってこれたという感謝の気持ちを持つことが大切です。

2月14日以降、土星が目の前の牡羊座に入ってきます。対人面やパートナー運において、今まで曖昧に繋がってきた存在が、よりはっきりと具体的できちっとした意味のあるものにそぎ落とされていく影響を受け取ります。無駄を排除し、実質的な側面だけを残していこうとする土星の作用です。人間関係でやりにくさを感じたり、アクションを起こそうとするたびに壁を感じたりすることもあるかもしれません。でもこれは逃げずに対処していく必要があります。約2年半続くこの土星の影響を、しっかり受け止めていきましょう。

健康面にも注意が必要です。天秤座はバランスを司るサイン。これまで積み重ねてきた悪癖や偏りがあれば、土星が問題提起という形で気づかせてくれます。腰や腎臓など天秤座に関連する部位のメンテナンスを心がけ、しっかりと自分自身の生き方を整えていきましょう。逃げずに向き合い、きちんと管理していくことで、安定した健康運を作り直していけます。

4月26日から天王星が天秤座から9番目のエリアの双子座に入ると、学びや高等教育、海外に関する分野に新しい風が吹き込みます。水瓶座の冥王星と120度の配置になり、風のサイン同士で調和的に響き合う配置。視野が広がり、今までとは違う学びや探求に目覚めていく7年間の始まりです。

6月30日以降、木星が天秤座から11番目のエリアの獅子座に入ると、天秤座の太陽と目の前の土星の90度を木星が調停する配置に。人数は少ないかもしれないけれど、本当の信頼関係を結べる素晴らしい友人や良き理解者、自分をフォローしてくれる人を得られるときです。大事な人ときちんと繋がっていく誠実な付き合い方をしていけば、一生ものの繋がりが作っていけるでしょう。

社会的にも成功を収めた人や教養ある人格者との繋がりも広がりやすい時期。自分もステージを上げるつもりで、しっかり勉強し、高めていかれるといいですね。

仕事運

仕事運は、年の前半が社会的な評価を得やすい時期です。

木星が蟹座にある間、これまでの業績やキャリアを周りに認めてもらえる運気が高まっています。自分の社会的な役割を再確認し、感謝を伝えながら、これからも邁進していく姿勢を示していきましょう。周りの社会的な繋がりの人々から、やってきたことを承認していただける時期です。そこまで謙遜しなくても大丈夫。結構周りから認められやすく、評価されやすいときなので、むしろ自分自身で自分のやってきたことを認識し、誇りを持っていきましょう。

4月中旬から5月にかけては注意が必要な時期。牡羊座にある火星が蟹座の木星と90度の配置になり、いつも以上に大きく出てしまいがちな配置です。期待する気持ちが火星に火に油を注ぐように働いてしまい、いつも以上に立ち回ってしまうことも。結論を急ぎすぎると想定外の展開になることがあります。相手としっかり確認しながら、一つ一つ文章化して証拠を残すように進めていくことが大切です。急がず、結果が出ていないのに慌てて投資しないことも心がけましょう。特に4月中旬、水星が牡羊座に入ってから拍車がかかります。ビジネス的な決断を迫られることもあるかもしれませんが、慎重に。

7月は発展的な星回り。双子座に入った天王星と火星が重なり、獅子座の木星と60度、冥王星とも120度を形成。非常にシャープにプロジェクトを進めていきたくなる配置です。ただし、急ぎすぎると抵抗勢力に会うことも。相手のペースを見ながら、相手の意向を汲みながら、いろいろな条件が整うのをじっくり待つ姿勢が大切です。自分がどれほど急いでいても、かなり待つ感じになるでしょう。でも待った方が物事は確実になります。関わっている人たちの意識が整い、条件が揃うことを待てば、より良いメンバーで、より良い形でスタートさせていけるでしょう。

8月中旬は魅力的な配置が待っています。金星が天秤座に入り、獅子座の木星・水星と60度のアスペクト。周りの人たちにポジティブに自分の魅力を伝えられるとき。権力者や成功者、理解者から大きな恩恵を受け取れるでしょう。自分を社会的に良い立場に押してくれる人、推薦してくれる人も現れやすい時期です。お盆休みの時期ですが、プライベート面の充実もとても楽しく過ごせるでしょう。

年の後半は、1人で抱えず周りと一緒に進めていくことがポイント。やっていることの目的を共有し、賛同してくれる人たちを味方につけていきましょう。チームワークによる恩恵をフルに得られる配置です。謙虚に周りから押され、助けられながら、豊かになっていける星回りになっています。

恋愛運

恋愛運は、年の後半から心が大きく動く時期を迎えます。

土星が目の前の牡羊座にあることで、誰と一緒にいるか、誰とパートナーシップを組むかということが、人生の意味合いを変えてしまうほど重要なテーマになっています。真剣に相手を選んでいくときです。

土星が目の前のサインを巡るときは、対人面において曖昧なものが削除されていく影響があります。今までふんわりと繋がっていたものがそぎ落とされ、人数が少なくなっていったり、限定されていったりする現象が起きやすいのです。でも考え方によっては、本当に大切な人とだけ繋がりを絞っていくチャンスでもあります。曖昧にしていたものをきちんと責任を取って確実なものにしていく、身を固める影響が入ってくる時期。「どうするの？」という土星からの問いかけに対して、きちっとした誠実で責任ある答えを出していくことが求められます。だからこそ、本当の意味で信頼関係を結んでいける相手と向き合うことが大切なテーマになります。

8月7日から金星が天秤座に入ると、魅力的な配置が待っています。獅子座の木星と60度の配置となり、対人面で良き繋がりを得られるとき。木星が120度で土星との関係を支えてくれているので、安定した相手との出会いのチャンスも展開していきやすい時期です。

ただし、8月11日から16日頃は注意が必要。蟹座に入った火星が金星と90度、海王星と緊張の配置（Tスクエア）を形成。過度に相手に期待して間違えてしまうことも。行き過ぎたアクションで似つかわしくない相手を求めて火傷することもあるので、この時期だけは慎重に。

10月3日から金星が蠍座で逆行を開始し、10月25日に天秤座に戻ってきます。これは2度目のチャンス到来。一度出会っていた人、まだそこまで仲良くなれていなかった人、チャンスを逃してしまったかなと思っていた人がいれば、もう一度気持ちを伝えるタイミングです。自分の中で何度も気になっている人がいるなら、やっぱりあの方と会いたいという気持ちを大切に、しっかり伝えていきましょう。

11月下旬は恋愛シーズン到来。獅子座で火星と木星が重なり、天秤座に戻った金星と60度の配置。普段は奥ゆかしい人も、勇気を持って押していける勢いがあります。好意を伝え、距離を縮めたいという気持ちを正直に表していきましょう。すれ違ったまま遠くなってしまう前に、ご縁がなくなってしまう前に、後悔のないようにアプローチしてみてください。自分の心に正直に、長く付き合える信頼関係を結ぶ本当のお付き合いを求めていきましょう。