2023年の星の動き【2023/1/1配信】

今年の大きな星のイベントは4つ!ここは押さえておいてくださいね!

【目次】

1.冥王星の水瓶座入り

2.土星の魚座入り

3.木星の動き

4.ノード軸の牡羊座ライン入り

1.冥王星の水瓶座入り

2008/1に山羊座に入り、その後射手座に戻ったりしながら2008/11に本格的に山羊座入りした冥王星。

冥王星といえば「破壊と再生」の象徴です。そして山羊座は「組織や権力構造」を表します。

2008年から2022年までの間は、アメリカではオバマ大統領➡トランプ大統領➡バイデン大統領という時期です。イギリスではEUの離脱が決まり、首相はコロコロ変わりました。日本でも民主党政権の時期があり、その後、長期安倍政権を経て、少々不安定化。一方、ロシアや中国など独裁的な政治体制の国が増えたり、アフガニスタンやミャンマー、タイのように軍が強くなっている国もたくさんあります。国連などの世界平和のための組織の役割にも疑問符がつき、各国が自国第一主義になってきているのは、山羊座が破壊されたことを示すかもしれません。

経済面でも2008年のリーマンショックの後、円は2011年には対ドルで75円だったんですよ!今やその2倍。

確かに民主主義とか、資本主義経済とかの大きなレベルの仕組みが、破壊されつつあると言えるでしょう。最後にロシアのウクライナ侵攻でダメ押しされた感じでしょうか。

その冥王星は今度は2023年3月24日に水瓶座に入り、最初は出たり入ったりしながら本格的に水瓶座に入るのは2024年11月、そしてなんと、2043年までいます。20年ですよ!

水瓶座も社会の在り方を意味しますが、組織というより人間の集団の在り方です。そしてテクノロジーを象徴しますから、技術的インフラが破壊と再生の洗礼を受けそうです。

前回、冥王星が山羊座から水瓶座を運行していた時は、なんと、アメリカの独立戦争やフランス革命の頃でした。

その後に200年以上かけて作られた今の社会の在り方がここからの20年間で大きく変わるということですね。

AI、ロボット、VRなどの科学技術がインフラを大変革するでしょうから、社会の在り方、人々のつながり方もすっかり様変わりするんでしょう。

2.土星の魚座入り

こちらはもっと短期間の影響ですが、個人への影響はより感じやすいでしょう。

土星は2020年から水瓶座にいたのですが、今年の3月7日に魚座に入ります。完全に抜けるのは2026年の2月ですから、3年間もいます。

土星は問題を起こすというより、問題に目を向けさせてくれる先生ですね。そこに注目せざるを得なくなる感じです。

魚座ですから心の在り方、人とのつながり方、感情の面に注目することになります。

その影響を特に受ける人は、魚座の人、そしてその反対側の乙女座の人、90度離れた双子座、射手座の人です。といっても太陽星座だけでなく、月星座やアセンの星座なども関係しますから、柔軟星座に天体がある人は気持ちの問題を振り返ってみるといい時期になるでしょう。

例えば私はアセンダントが乙女座なので、反対側のディセンダントに土星が来るということなんですね。なので、人との心のつながりを大事にしないと土星先生に怒られそうなので、気をつけましょう、という感じです。

皆さんご自分の天体の位置は、スタナビでチェックしておいてくださいね。

有澤先生の2023年の占いや、隈本先生のYouTube動画も参考にしてください!

3.木星の動き

こちらはさらに短期間の影響です。木星は、準備していた人にだけラッキーパワーを注ぎます。準備が出来ていない方はお急ぎくださいね。

木星は昨年末に牡羊座に本格入りしまして、5月中旬までいます。数カ月しかありません。スタートダッシュに使える牡羊座の木星。特に牡羊座の方、牡羊座がアセンダントやMCの方なんかは、とってもいい時期なので、是非活用してください。急いで!

5月17日には木星が牡牛座に抜けていきます。そこからは牡牛座の方、牡牛座がアセンダントやMCの方なんかがよくなってくるのですが、イングレスして最初の頃は、水瓶座に入ったばかりの冥王星とスクエア、火星と合わせてTスクエアという結構激しい配置なので、スクエアが外れてくる数週間後から本格稼働するといいでしょう。

牡牛座にはまるまる1年間滞在します。これが金融市場の変化によく働いてくれるといいなと思ってるんですが、どうでしょうね。牡牛座では天王星が金融市場を変革中で、2024/4/21には天王星・木星が重なっちゃいますからね。タダでは済みそうもありません。

4.ノード軸の牡羊座ライン入り

そしてもう一つ大事なのがノード軸の動きです。

ドラゴンヘッドとドラゴンテールが作るノード軸は2~3年ごとに反対向きに星座を移動していきます。

ノードは前世からのミッションなどスピリチュアルな側面も表すといわれ、生まれたときにノード軸があった星座の組み合わせはその人の人生にとって重要な意味を持っていたりします。

トランジットのノード軸もその時期に生きている人々が直面する問題を表し、ここ2年間、牡牛座・蠍座軸にあったノード軸は、牡牛座の天王星と一緒に、キャッシュレス化やビットコインに代表される金融市場の変革を示していたかのようでした。世界的には、コロナ禍で、死=蠍座と向き合った方も少なくないでしょう。

そのノード軸が7/18に牡羊座・天秤座ラインに移っていきます。2025/1までいますね。

牡羊座・天秤座というと、「自分ひとりでやる」vs「みんなと協調してやる」という対立軸ですが、「戦争」vs「対話」でもあります。

水瓶座の冥王星から考えると、「戦争して破壊してから再生するのか」「対話してみんなで新しいものを作り上げるのか」を問われそうです。土星が魚座でワンネスの課題に向き合えと言ってくることを考えると、いったんは自分勝手、独自路線を突っ走る方向に行って、痛い目に合う・・・という順番になりそうで、嫌ですね。

今年もいろんなことがありそうですが、ひとりひとりはご自分のチャートをみて、いい流れを活かし、悪い流れからは学び、充実した毎日を過ごしていきましょう。星の知識はそれを助けてくれますので、今年もそのサポートをさせていただければと思っています。

皆様の一年が素晴らしいものになりますように。

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