ホロスコープの二重円でみる相性

ホロスコープの二重円とは?相性をみる二重円の読み方

ホロスコープを勉強していると、二重円といった言葉をよく耳にします。

シンプルなホロスコープは一重円ですが、円が重なった二重円になると、一気に読み解くことが難しいと感じる方が少なくありません。

そこで、この記事ではホロスコープの二重円とは何か、そして二重円を使った相性の見方を解説します。二重円の読み方を学んで相性を占えるようになると、もっとホロスコープが楽しくなりますよ。


【目次】

  1. ホロスコープの二重円とは?
  2. 相性を見るためのホロスコープの二重円
  3. ホロスコープの二重円の作り方
  4. 二重円を使った相性の見方
  5. まとめ

ホロスコープの二重円とは?

ホロスコープには生まれたときの星の配置を描いた「出生図」の他、出生図をさまざまなルールに従って動かしていく「進行図」、今の空の星の配置を描いた「経過図」、春分の日の空の星の配置を描いた「春分図」、生まれたときの太陽の位置に太陽が戻ってきた瞬間の星の配置を描いた「ソーラーリターン図」など、さまざまなものがあります。

ホロスコープの二重円とは、そうしたホロスコープのうち2つを重ねたもののことです。

2つのホロスコープを重ねることで、2つのホロスコープの天体どうしの位置関係から、さまざまなことを占っていくのです。このような二重円のことを英語ではダブルチャートといいます。

相性を見るためのホロスコープの二重円

相性を見るのにはいくつかの方法がありますが、その中でも良く使われる方法の一つがシナストリーと呼ばれる方法です。

シナストリーでは、二人の出生図を二重円に重ねて、二人の出生図の天体の位置関係からその二人の相性を見ていきます。

このほかにも二人の天体の位置を足し合わせて一つのホロスコープを作るコンポジットと呼ばれる方法もありますが、ここではシナストリーの二重円からホロスコープを読んでいく方法を解説します。

ホロスコープの二重円の作り方

ホロスコープの二重円は内円と外円に分かれます。自分と別の人の相性をみるときは、自分のホロスコープを内側に持ってきた方が見やすくなります。

それは内側のホロスコープの左側にアセンダントが来るので、いつも見慣れた自分のホロスコープの天体の配置になるからです。外円は内円のサインの配置に合わせ、ホロスコープが回ったような形で表示されます。

スターナビゲーター(スタナビ)のBasic版でホロスコープの二重円を作ることができます。

Basic版は初月無料で使えますから、二重円を作ってみてくださいね。

スタナビについて詳しくはこちらから。

スタナビでホロスコープの二重円を作る方法

  1. スタナビにログインします。→https://arijp.com/horoscope
  2. メニューから「二重円」を押します。
  3. 内円に自分の出生データを外円に相手の人の出生データを入力します
  4. ハウスシステムはコッホ、プラシーダスなどお好きなものをお選びください。内円の人の生まれた時間がわからない場合は自動的にソーラーサインハウスシステムが選ばれます。
  5. 「ホロスコープを作成する」を押すと、二重円ができます

※相性を見るためには、スタナビの有料版(Basicプラン以上)が必要となります。但し、Basicプランは初月無料で相性診断をすることができます。

 

二重円を使った相性の見方

二人のホロスコープを重ねた二重円が出来たら、さっそく相性を見ていきましょう。

アスペクトをみる

二重円

二重円では内円と外円の天体のアスペクトの線が表示されています。

これはこの二人の天体が響きあっているということ。お互いに影響しあっているのです。天体同士がアスペクトを作ることで、この二人に関係性が生まれます。

たとえば、内円の太陽と外円の土星がスクエア(90度)の場合、内円の人が進もうとする方向に外円の人がブレーキをかけてくる関係かもしれません。

また内円の金星と外円の木星がトライン(120度)の場合、外円の人が楽しみや恵みを与えてくれる関係といえるでしょう。

同じ二人の人間の関係にもさまざまな側面があり、いいアスペクトもあれば、悪いアスペクトもあるでしょう。それらを総合して相性を読んでいくのです。

ただ、どの天体とどの天体のアスペクトがより意味が深いか、天体によって、また人によっても違いがあるので、総合していくのには勉強が必要になるんですけどね。

スタナビの場合は、二重円の下の方に進んでいくと、二人のアスペクト表がでています。

アスペクト表

アスペクトがある天体同士の組み合わせにはアスペクトのマークが表示されていて、PCの場合はマウスオーバーすると、スマホの場合はタップするとアスペクトの意味が表示されますから参考にしてください。

アスペクト表で青くなっているアスペクトは、相性を見る上で意味のある天体の組み合わせで、その意味がポジティブなもの、赤くなっているアスペクトは、逆に相性を見る上で注意が必要な組み合わせになります。

アスペクト表をパッと見ると、青が多いか、赤が多いかだけでも簡単な相性占いができるので試してみてくださいね。

複合アスペクトを見つける

二人の天体の中から3つ以上の天体で作り出す複合アスペクトがある場合は、それは二人にとってとても大きな意味を持ちます。

複合アスペクト

たとえば内円の人の出生図の牡牛座の太陽と乙女座の月がトライン(120度)の角度になっている場合、外円の人が山羊座の同じ位置に木星を持っていれば、3つあわせてグランドトラインとなり、この二人が組み合わさることで大きな幸運を得られるというとてもいい相性になるでしょう。

一方、内円の人の出生図の双子座の火星と射手座の土星がオポジション(180度)の角度になっている場合、外円の人が乙女座か魚座の同じ位置に海王星を持っていると、スクエア(90度)の位置になるため、Tスクエアという複合アスペクトが出来てしまいます。

これは二人にとっての試練を表すことになります。

スタナビの場合は、二重円の下に二人が作る複合アスペクトが一覧で表示されていますから、見つけるのが簡単です。

相手のハウスをみる

二重円をみると、相手の天体が自分の何ハウスに入っているかがわかります。この人と一緒にいると、その天体が自分のハウスにあるかのような影響が生まれることになるのです。

相手のハウス

たとえば、自分の2ハウスに相手の木星が入ってきたら、金運に幸運を与えてくれる相性ということになります。

天体の意味とハウスの意味がわかったら、その組み合わせで相手の人との相性を読んでいくことができるのです。

スタナビの場合は、二重円の下の「天体の位置」のところにそれぞれの天体が相手の何ハウスに入っているかが出ています。

天体や星座、ハウスに、PCの場合はマウスオーバーすると、スマホの場合はタップすると、意味が表示されますから、参考にしてくださいね。

まとめ

二重円は2つのホロスコープを重ねて、2つのホロスコープ上の天体が織りなすアスペクトから、その2つのホロスコープの関係を読んでいくものです。

ここでは二人の人の出生図を重ねて相性を見ていく方法を説明しました。

他にも二重円を使う方法はさまざまありますが、まずは相性の読み方をしっかりマスターしてくださいね。

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