2026年の秋分図を読む——9月23日から3ヶ月、世の中の空気はどう動く?

2026年8月31日(更新: 2026年8月31日)

2026年の秋分図を読む——9月23日から3ヶ月、世の中の空気はどう動く?

2026年9月23日(水)09:05、太陽が天秤座0度に入り、秋分を迎えます。

占星術では、国の首都でこの瞬間のホロスコープを作り、それをその国の秋分図と呼び、そこから次の季節の節目——12月22日の冬至——までの約3ヶ月、その国にどんな空気が流れるかを読みます。国によってアセンダントやハウスが異なることから、同じ瞬間のチャートでも意味が違ってくるのです。

この記事では、2026年の日本の秋分図を実際に読み解きながら、これからの3ヶ月にどんな星の動きがあり、何に気をつけるとよいかを、日付つきでまとめます。今年は金星と水星が同時に逆行する珍しい秋でもあります。

【要点】2026年の秋分図と、これからの3ヶ月

  • 秋分:2026年9月23日(水)09:05(太陽が天秤座0度に入る瞬間)
  • 秋分図の主役:蠍座のアセンダント、天頂に輝く獅子座の木星、それに向き合う水瓶座の月、革命の小三角形に太陽が加わってのカイト
  • 3ヶ月の注目:金星逆行 10月3日〜11月14日水星逆行 10月24日〜11月14日(両方とも11月14日に順行へ)、金星と木星のセクスタイル11月3日~7日天王星と冥王星のトライン 11月29日
  • 日食・月食はありません。次の四季図は 冬至図:12月22日(火)05:50

【目次】

  1. 秋分図とは?——季節の起点の瞬間で、次の3ヶ月を読む
  2. 2026年の秋分図(東京)——配置の全体像
  3. 秋分図を読む——注目の6ポイント
  4. これから3ヶ月のカレンダー(9月23日〜12月22日)
  5. 自分の出生図と重ねてみる
  6. コラム:秋分のマメ知識
  7. まとめ——次は冬至図で

秋分図とは?——季節の起点の瞬間で、次の3ヶ月を読む

占星術には、個人の出生図を読む技法のほかに、国や社会といった「大きな単位」の動きを読む分野があり、マンディーン占星術と呼ばれています。その代表的なものが、四季図です。太陽が牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の0度に入る瞬間——つまり春分・夏至・秋分・冬至——のホロスコープを、その国の首都で作成し、そこから次の季節の節目までの空気を読みます。今回は秋分の瞬間の図なので「秋分図」と呼びます。

出生図が「その人が生まれた瞬間の空」なら、秋分図は「季節が生まれた瞬間の空」です。個人の運勢を細かく決めるものではなく、社会全体に流れる気分や、話題になりやすいテーマの傾向を示すものと考えられています。

どこを見るのか

秋分図では、ハウスや天体を「社会のどの部分か」に読み替えます。伝統的には、次のような対応で読まれることが多いようです。

秋分図の要素

社会での読み替え(一般的な対応)

アセンダント(ASC)・1ハウス

人々の全体的な気分、その国の「顔」

MC・10ハウス

指導層、組織のトップ、社会的な評価

世論、大衆の気持ちの動き

太陽

社会の中心的なテーマ、リーダーシップ

2ハウス

経済、お金の流れ

3ハウス

情報、メディア、交通、コミュニケーション

4ハウス

土地・住宅、農業、国民の暮らしの基盤

5ハウス

娯楽、投機、子ども、創作

6ハウス

労働、雇用、公衆衛生、公務員

7ハウス

対外関係、パートナーシップ、契約

8ハウス

税金、保険、国の借金、他国との金融関係

9ハウス

海外、法律、教育、思想

11ハウス

議会、団体、社会的なつながり

12ハウス

水面下の動き、隠れた問題、医療・福祉

2026年の秋分図(東京)——配置の全体像

2026年9月23日09:05、東京で立てた秋分図の主な配置です(ハウスはコッホ)。

2026年秋分図(東京)のホロスコープ(2026年9月23日09:05・プラシーダス)

全体を眺めると、天頂(MC)のすぐそばに木星が輝き、水瓶座の冥王星、牡羊座の海王星、双子座の天王星による、ここ数年間続く産業革命以来の大変革を示唆する小三角形に太陽が加わってのカイトという形になっています。

秋分図を読む——注目の6ポイント

1. 蠍座のアセンダント——「表に出さず、深く探る」空気

秋分図のアセンダントは蠍座13度。アセンダントは、その季節の社会全体の「気分」を表すと考えられています。蠍座は、表面的なやり取りより本音や裏側を見抜こうとするサインです。この3ヶ月は、発表された内容をそのまま受け取るより、「本当のところはどうなのか」を探る空気が強まりやすいでしょう。

蠍座の支配星である冥王星は水瓶座3度、3ハウス(情報・メディア)にあり、逆行中です(10月16日に順行へ戻ります)。情報の流れ方、メディアやSNSのあり方そのものに、根本的な見直しの圧力がかかる配置と読めます。副支配星の火星は蟹座で9ハウス(海外・法律・教育)に入り、この分野で「守るために動く」動きが出やすいと考えられます。

2. 天頂の木星と、それに向き合う月——「大きく見せる側」と「冷静に見る側」

もっとも目立つのは、MC(天頂)に合となる獅子座の木星です。MCは指導層や組織のトップ、社会的な評価を表す場所。そこに拡大と楽観の木星が獅子座で乗っているので、トップや大きな組織が、堂々と、華やかに、自分たちを大きく見せる季節になりそうです。景気のよい話や、大型の発表が出やすい配置とも読めます。

ところが、その木星に対して、水瓶座の月がオポジション(180度)で向き合っています。月は世論や大衆の気持ち。水瓶座の月は、熱狂に流されず、少し距離を置いて「本当にそうなの?」と眺める傾向を持ちます。しかも月は3ハウス(情報・メディア)にあり、アセンダントにスクエア。上からの華やかな発信に対して、人々の側が冷静な、あるいは少し冷めた反応を返す——そんな構図が、この秋の基調のひとつになると考えられます。

なお、月は水星とトライン、土星とセクスタイルでもあり、冷静さは単なる反発ではなく、筋道を立てて検討する方向にも働きそうです。

3. 革命の小三角形に太陽が加わって「カイト」に——変化の勢いは最初の約10日間

2026年の秋分図でもっとも注目したいのが、この形です。

いま空では、双子座の天王星と水瓶座の冥王星がトライン(120度)を組み、そこへ牡羊座の海王星が両方とセクスタイル(60度)で関わる小三角形が続いています。天王星は変革、冥王星は根本からの構造転換、海王星は夢や理想。三つの天体はどれもサインの入り口(3〜5度台)に入ったばかりで、この小三角形は産業革命以来ともいえる時代の大転換——技術と社会の仕組みの作り直し——を示すと読まれています。

そして秋分の瞬間、太陽が天秤座0度からこの小三角形に加わります。太陽は天王星・冥王星とトラインを組んで風のグランドトラインを完成させ、同時に海王星とはオポジション(180度)。小三角形が、カイト(凧)と呼ばれる複合アスペクトへと発展するのです。

カイトを読むポイントは二つです。

  • グランドトラインのエレメント:今回は双子座・天秤座・水瓶座の「風」。情報、知性、人と人とのつながりに、エネルギーがスムーズに流れます。
  • オポジションの位置にある天体:恵まれたグランドトラインに緊張感と行動力を与え、その力を外の世界へ打ち出す「出口」です。今回は海王星——夢や理想を描く力。ビジョンを掲げることが、変化を実際に動かす鍵になると読めます。

ここで大切なのが期間です。小三角形の三天体は3〜5度台に集まっているため、1日に約1度進む太陽がオーブ(許容度数)の内側にいられるのは、天秤座に入ってからおよそ10日間——10月3日ごろまで。つまり、秋分直後の約10日間は、時代の変化を前に進める勢いがもっとも強力に働く期間と考えられます。新しい仕組みの発表やスタート、変化に向けた合意は、この追い風の中でこそ通りやすいでしょう。

そして、ちょうどカイトが解ける10月3日に、金星が逆行を始めます。「勢いの10日間」から「見直しの6週間」へ——この切り替わりが、2026年の秋のリズムです。

4. 太陽と海王星のオポジション——カイトの背骨、理想と現実のズレ

カイトの「背骨」にあたるのが、この太陽(天秤座0度・11ハウス)と牡羊座の海王星のオポジションです。海王星は先ほど見たとおり、カイトの力を外へ打ち出す出口であり、理想やビジョンを描く天体。ただし海王星には、曖昧さや幻想という顔もあります。11ハウスは団体や議会、社会的なつながりの場所です。

この配置は、掲げられた理想やスローガンと、実際の中身との間にズレが生じやすいことを示すと読めます。数字や約束が曖昧なまま独り歩きしたり、根拠のはっきりしない情報が広まったりしやすい時期とも言えるでしょう。3ハウスの冥王星と合わせると、この秋は「情報の真偽」が社会的なテーマとして浮かび上がりやすいと考えられます。個人としては、大きな判断の前に、情報の出どころをもう一度確かめる習慣が役に立ちそうです。

5. 天王星と冥王星のトライン——カイトが解けても、変化の追い風は続く

カイトは太陽が通り過ぎれば解けますが、土台の小三角形はその後も空に残ります。なかでも天王星(双子座・7ハウス)と冥王星(水瓶座・3ハウス)のトラインは2026年を通じて続いており、11月29日に正確になります。

天王星と冥王星の調和は、技術の変化や世代交代、仕組みの作り直しといった「構造的な変化」が、抵抗より受容の形で進みやすいことを示すと考えられます。7ハウスの天王星は対外関係や契約の形の変化を、3ハウスの冥王星は情報や移動手段の変容を暗示します。変えるべきものを変える動きは、この秋、比較的スムーズに進みやすいでしょう。上の「理想と現実のズレ」とあわせて読むと、「言葉は霧がかっているが、現場の仕組みは着実に変わっていく」という、少しちぐはぐな季節と言えるかもしれません。

6. 12ハウスの金星と冥王星のスクエア、そして金星逆行へ——お金と人間関係の「裏側」

金星は蠍座6度、12ハウスに入り、冥王星とスクエアです。金星はお金・価値・人間関係を、12ハウスは表に出ない場所を表します。お金や人間関係にまつわる問題が、水面下で圧力を持ち、あとから表に出てくる——そんな読み方ができる配置です。

そして、この金星は秋分のわずか10日後、10月3日に逆行を始め、11月14日まで続きます。金星の逆行は約1年半に一度しかなく、価値観や人間関係、お金の使い方を「やり直す・見直す」時期と考えられています。さらに10月24日からは水星も逆行し、10月24日〜11月14日は金星と水星が同時に逆行する、少し珍しい期間になります。秋分図の「蠍座ASC・12ハウスの金星」という配置と重ねると、この秋は契約・お金・人間関係の「裏側を見直す」テーマが、社会にも個人にも共通して流れると読めそうです。

全体の空気をひとことで

2026年の秋分図が示す3ヶ月は、「カイトの強い追い風で幕を開け、表向きは華やかで大きな話が飛び交うが、その下で人々は冷静に真偽を確かめ、お金と関係の見直しが静かに進む季節」と言えそうです。土星と海王星が牡羊座で逆行しながら5ハウス(娯楽・投機・創作)にあることも、派手さの裏で「本当に価値があるものは何か」を問い直す流れを後押ししているように見えます。

これから3ヶ月のカレンダー(9月23日〜12月22日)

秋分図の空気を頭に置いたうえで、実際の星の動きを月ごとに並べます。日時はすべて日本時間です。

9月下旬——秋分、そして海王星と重なる満月

  • 9月23日(水)09:05 秋分。太陽が天秤座に入り、「関係」と「バランス」の季節が始まります。同時に太陽が小三角形に加わってカイトが完成。ここから10月3日ごろまでの約10日間は、変化を進める追い風がもっとも強く吹きます。始めたいこと、変えたいことがあるなら、この期間が好機です。
  • 9月27日(日)01:49 牡羊座の満月。この満月は牡羊座の海王星とぴったり重なります(0.5度)。感情が高ぶりやすく、同時に現実がぼやけやすい満月。大事な決断や契約は、数日ずらすほうが無難と考えられます。
  • 9月28日(月)火星が獅子座へ。天頂の木星と同じサインに入り、行動面でも「大きく・堂々と」のムードが強まります。
  • 9月30日(水)水星が蠍座へ。会話や情報が、表面より本質を突く方向へ。

10月——金星が逆行を始め、月末には水星も

  • 10月3日(土)16:16 金星が逆行開始(蠍座8度・11月14日まで)。太陽が進んで秋分図のカイトが解けるのと、ちょうど入れ替わりの逆行入りです。同じ日に火星と冥王星のオポジション、火星と海王星のトラインも正確になります。この週末は、力の押し引きが強く出やすく、感情的な対立が起きやすいと読めます。特に人間関係とお金に関して、新しく始めるより「見直す」ことに向く期間の入り口です。
  • 10月11日(日)00:50 天秤座の新月。パートナーシップ、契約、公平さをテーマに、新しいサイクルが始まります。金星逆行中なので、ここで「関係を立て直す」意図を置くのに向いています。
  • 10月16日(金)冥王星が順行へ(水瓶座3度)。秋分図で3ハウスにあった冥王星が動き出し、情報やメディアをめぐる変化が目に見える形になりやすい頃。同日、火星と土星のトラインで、粘り強い実行力が支えになります。
  • 10月23日(金)18:38 太陽が蠍座へ。秋分図のアセンダントと同じサインへ太陽が入り、「本音・裏側」の空気がいっそう濃くなります。
  • 10月24日(土)16:13 水星が逆行開始(留)(蠍座21度・11月14日まで)。ここから金星と水星が同時に逆行します。ARIでは、逆行の期間そのものより、逆行が始まる・終わる前後の「留」に問題が起きやすいと考えています。詳しくは水星逆行の記事をご覧ください。
  • 10月25日(日)逆行中の金星が天秤座へ戻る。関係の「公平さ」を問い直すテーマが再浮上。
  • 10月26日(月)13:12 牡牛座の満月。お金・所有・安定がテーマ。逆行中の金星が支配する満月なので、価値観の再確認に向きます。

11月——二つの逆行が同じ日に終わり、流れが変わる

  • 11月3日(火)〜7日(土)ごろ 金星と木星のセクスタイル。逆行中の金星(天秤座)が、天頂に輝く獅子座の木星とゆっくり調和します。見直しの最中にある人間関係やお金の問題に、助け船や和解の風が吹きやすい数日です。
  • 11月9日(月)16:02 蠍座の新月。水星・金星がともに逆行中の新月です。新しいことを勢いで始めるより、「隠れていた問題を表に出す」「関係を掘り下げる」意図に向くと考えられます。
  • 11月14日(土)00:54 水星が順行へ(留)/09:28 金星が順行へ(留)二つの逆行が同じ日に終わります。留の日は動きが不安定になりやすいので、この前後2〜3日は連絡・契約・移動を慎重に。ここを過ぎると、10月からの「見直し」が具体的な結論に向かい始めるでしょう。
  • 11月16日(月)火星と木星の合(獅子座25度)。天頂の木星に火星が重なり、大きな行動・発表・挑戦のエネルギーがピークに。勢いは出ますが、やりすぎにも注意と読めます。
  • 11月22日(日)16:23 太陽が射手座へ。視野が外へ広がる季節に。
  • 11月24日(火)23:54 双子座の満月。情報とコミュニケーションがテーマ。秋分図の3ハウスのテーマがひとつの区切りを迎えます。
  • 11月26日(木)火星が乙女座へ。行動が「大きく」から「細かく・正確に」へ切り替わります。
  • 11月29日(日)20:26 天王星と冥王星のトラインが正確に(双子座3度/水瓶座3度)。この秋の「構造的な変化は追い風」というテーマが、もっとも強く働く頃です。

12月前半——土星・海王星が順行に戻り、冬至図へ

  • 12月4日(金)金星が再び蠍座へ。10月の逆行で戻った道を通り直し、見直した関係やお金の問題に「答え」が出やすい時期。
  • 12月5日(土)火星と天王星のスクエア。予想外の出来事や、急な変更が起きやすい週末。
  • 12月9日(水)09:52 射手座の新月。来年に向けた展望を描く新月です。
  • 12月11日(金)土星が順行へ(牡羊座7度)、12月13日(日)海王星が順行へ(牡羊座1度)。秋分図で5ハウスにあった二つの天体が動き出し、「見直し」の局面から「前へ進める」局面へ。同じ13日に木星は逆行を始め、天頂の華やかさは少し落ち着きます。
  • 12月22日(火)05:50 冬至。太陽が山羊座に入り、次の季節図——冬至図の出番です。

なお、この期間に日食・月食はありません。次の食は2027年に入ってからです。

自分の出生図と重ねてみる

秋分図は社会の空気を読む道具ですが、自分の出生図に重ねると、この3ヶ月のテーマが「自分の人生のどの場所」に来るのかが見えてきます。やり方は簡単で、秋分図の主な天体が、自分の出生図のどのハウスに入るかを見るだけです。

  • 秋分図の太陽(天秤座0度)が重なるハウス:この3ヶ月、あなたにとって光が当たりやすいテーマの場所。
  • 秋分図の月(水瓶座15度)が重なるハウス:気持ちが揺れやすい、あるいは世の中の空気を強く感じる場所。
  • 牡羊座の土星・海王星が重なるハウス:見直しと再構築が求められている場所(2026年を通じてのテーマです)。
  • 双子座の天王星・水瓶座の冥王星が重なるハウス:変化が追い風になる場所。

たとえば、天秤座0度が出生図の10ハウスにある人なら、この秋は仕事や社会的な立場にスポットが当たりやすく、7ハウスにある人ならパートナーシップや契約が中心テーマになる、という具合です。ハウスの意味は12ハウスの解説を参考にしてください。

出生図をまだ持っていない方は、スタナビで無料・登録不要で作成できます。トランジット(今の空)を出生図に重ねた三重円も、無料で使えるので、「9月23日09:05」の空を自分の図に重ねてみてください。(ベーシックプラン以上の方は、出生データピッカー内の「天文データ」に新月や満月の情報と共に秋分の情報も入っていますのでご利用ください)

コラム:秋分のマメ知識

  • 秋分は「点」であり「瞬間」:太陽の通り道(黄道)と天の赤道が交わる点が秋分点で、太陽がそこを通過する瞬間が秋分です。2026年は9月23日09:05。毎年ほぼ6時間ずつ遅れ、うるう年で戻るので、2027年は9月23日15:02になります。
  • 昼と夜は、実は等しくない:大気で光が曲がることと、太陽に大きさがあることから、秋分の日の東京の昼は約12時間08分。昼夜がほぼ12時間ずつになるのは、秋分の4日ほどあとです。
  • 「秋分の日」とお彼岸:秋分の日は国立天文台の計算をもとに毎年決まる祝日で、戦前は「秋季皇霊祭」と呼ばれていました。秋分を中日とする前後7日間がお彼岸。「暑さ寒さも彼岸まで」は、太陽が天の赤道を越えて南半球側へ移る、天文学的な季節の変わり目をよく言い表しています。
  • 占星術の12星座は春分点が起点:牡羊座0度=春分点、天秤座0度=秋分点。占星術のサインは季節(太陽の位置)で区切られているので、天文学の「星座」とは少しずれています。詳しくは12星座の解説へ。

まとめ——次は冬至図で

  • 秋分図は、秋分の瞬間(2026年9月23日09:05)のホロスコープを首都で立て、冬至までの約3ヶ月の社会の空気を読む伝統的な技法です。
  • 2026年の秋分図(東京)は、蠍座のアセンダント、天頂の獅子座の木星と水瓶座の月のオポジション、そして革命の小三角形に太陽が加わったカイトが目立ちます。秋分直後の約10日間はカイトの追い風で変化がもっとも力強く進み、その後は「表向きは華やか、その下で冷静な検証と見直しが進む」季節と読めます。
  • 星の動きでは、金星逆行(10月3日〜11月14日)と水星逆行(10月24日〜11月14日)が重なる10月下旬〜11月中旬が山場。留の前後は慎重に。11月29日の天王星・冥王星トラインは変化の追い風です。
  • 自分の出生図に重ねれば、この3ヶ月のテーマが人生のどの場所に来るかが分かります。

次の季節図は、12月22日(火)05:50の冬至図。そこから2027年の春分まで、また新しい空気が始まります。冬至図の読み解きも、この「占いの教科書」でお届けする予定です。

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監修:祖父江恵子(ARI占星学総合研究所)

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