西洋占星術は当たらない

西洋占星術は当たらない!?当たる人と当たらない人の謎を解説

「西洋占星術の占いを受けてみたけどあまりピンとこなかった」

「TVや雑誌の12星座占いを見ても当てはまっていない気がする」

そんなことを感じたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

なぜ西洋占星術がすごく当たると感じる人と、当たらないと感じる人がいるのかという謎に迫ってみました。

今回は、西洋占星術が当たらないと感じる原因だけでなく、本当は自分自身や人生についてとても深く知ることができるツールであることを解説していきます。

この記事を読むことで、なぜ当たらないと感じていた西洋占星術が、ここまで世界中で長年支持されているのかがわかるでしょう。

これまで西洋占星術は当たらないと思っていた方や、当たるというのならなぜ当たるのか知りたい方、実際に占ってみたけど当たらないと言われてしまった経験のある初心者占い師の方などもぜひ最後までご覧ください。


【目次】

  1. 西洋占星術が当たらないと感じる理由
  2. 当たる西洋占星術師は何を元に占ってるの?
  3. 西洋占星術で占えるのはどんなこと?
  4. ホロスコープを読むうえで主に見る要素は4つ
  5. 西洋占星術の相性占いは当たらない?
  6. まとめ

西洋占星術が当たらないと感じる理由

西洋占星術といえばTVや雑誌でよく見る12星座占いを思い浮かべる人が多いでしょう。

12星座占いはそれぞれの人の太陽星座を使って占います。

本来、西洋占星術では、太陽星座だけでなく、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体を使います。

つまり太陽星座というのはあくまでもその人の一面でしかないということになります。

太陽星座の影響はとても強いものですが、太陽はあくまでも主な10個の天体のうちの1つにしか過ぎないため、そこだけ取り上げても当たっていないと感じる人がいるのも当然でしょう。

12星座占いはエンターテイメント目的のコンテンツとして、万人にわかりやすく簡略化された占いです。

どんなに著名な大物占い師であっても、12星座占いだけでは限界があるため、世間でもてはやされているわりに、その占いはそんなに当たらないと感じてしまう人もいるでしょう。

また、12星座占いではなく、プロの占い師に占ってもらったけど当たっていなかったと感じる場合には、その占い師の勉強が浅い可能性もあります。

西洋占星術ではこの10天体の星座だけでなく、ハウスやアスペクト、さらにもっともっと多くの技術を使ってその人の性格や運勢を読み解くのです。

非常に複雑で、何十年勉強しても、さらに新たな発見があるような非常に奥深い学問なのです。

占い師には国家資格のようなものがないため、少し勉強しただけでプロの占い師として活動している人が少なくないのも事実です。

そんな占い師では表面的なことしか読み解けておらず、西洋占星術の本領を発揮できていないということが考えられます。

ホロスコープにはその人の人間性だけでなく、いつどんなことが起きやすいかなど、人生のブループリントがはっきりと刻まれているのですが、ほんの少しかじった程度の知識では人ひとりの人生を読み解くことはできないのです。

当たる西洋占星術師は何を元に占ってるの?

では、実際に当たると言われるような西洋占術師はどのようにホロスコープを読んでいるのでしょうか。

ここからは、西洋占星術をどのように活用すると何がわかるのかについて解説していきたいと思います。

とはいえ、先ほども述べたようにホロスコープには本当に膨大な情報が隠されています。

占い師による解釈の違いもあるため、ここで解説する内容がすべてというわけではないことにもご注意ください。

西洋占星術で占えるのはどんなこと?

西洋占星術では主に生まれ持った性格と、人生でいつ何が起きそうかといったことを読み解くことができます。

生まれ持った性格については、その人のネイタルチャートを使い、性格や才能、恋愛運、金運など、さまざまな種類の運勢を占うことができます。

よくある12星座占いでは10個のうちの1個の側面しかわからないというのを述べましたが、実際のホロスコープでは10個の天体の星座やハウス、天体同士の角度などから、性格、恋愛の傾向や、結婚運、適性、金運、病気、事故運、相性などかなり詳しいことまでみえてきます。

そして、プログレスやソーラーアーク、トランジットなどの方法を使うことで、いつどんなことが起きそうか、年月単位くらいまで詳しく計算することができます。

それだけでなく、ハーフサム、リターン図、シナストリー、コンポジット、ハーモニクスなどなど、読み解きのための方法論はたくさんあります。それぞれ、研究者が数多くの研究を積み重ねて理論を組み立ててきたものです。

生まれた時刻が4分違えばホロスコープは1度、予測は1年変わり、また生まれた場所の緯度経度の影響も受けます。

西洋占星術には過去に実際に起きた出来事から、生まれた時刻を逆算する方法(レクティフィケーション)まで用意されていて、とても緻密な体系になっているのです。

それほどに奥深い知識があってはじめて正確に読み解くことができるホロスコープ。少し星座やハウスについて覚えた程度の初級知識で当たると言われる占いをするのは難しいというのがおわかりいただけたのではないでしょうか。

ホロスコープを読むうえで主に見る要素は4つ

勉強が進みホロスコープに膨大な情報がある、ということがわかってくると逆にどこから読んだらいいのかわからなくなり、散らかったまとまりのない鑑定になってくることがあります。

それはそれで当たっているとは言い難い鑑定になってしまうため、読み解くべき柱はしっかりとおさえておきましょう。

ホロスコープを読む上で主に見るべき柱になる要素は4つです。

  • 1つめは、天体そのものです。天体が意味することは人によって異なってきます。(天体)
  • 2つめは、天体がどこの星座に入っているのか。度数にも意味があります。(星座・サイン)
  • 3つめは、天体がどのハウスにあるのか。ハウスを使った支配星関係も重要です。(ハウス)
  • 4つめは、天体同士がどのような関係で位置しているのかです。(アスペクト)

知識が増えれば増えるほど、細かい要素が気になってきますが、基本はやはりこの4つの要素でしょう。

天体、星座、ハウス、アスペクトの意味をしっかりと理解し、十人十色なホロスコープをその人その人に合わせて読み解いていきます。

出生地、出生時間がわからないと、アセンダント、MCという重要なポイントやハウスがわからなくなるため、読解の精度は大幅に下がります。

西洋占星術の相性占いは当たらない?

西洋占星術は1つの学問であり、長い歴史と研究から本当にさまざまなことが読み解けます。相性もそのひとつであり、正確な読み解きにはさまざまな知識と技術を必要とします。

それは「〇〇座×△△座だから相性ぴったり」というような単純なものではありません。

相性を見るのにも専門的な方法があり、そうした方法を使うと、その二人が何のために出会うのか、その出会いによって二人はどう成長するのか、そしてその関係はどういう発展をし、どんな結果を迎えるのか、そこまで読み解くことができるようになります。

ひとりの人のネイタルチャートからその人の性格や人生のできごとを読み解くだけでも大変なので、それを二人重ねて読み解いていくのは更に勉強が必要です。

でも、スタナビならそのポイントとなるところをコンピューターが計算してくれますから、勉強が終わるまで待っていられない!という方は、スタナビに聞いてみてくださいね。

スタナビは下のボタンをクリックして確認してください。

スタナビで誰でもできる、超カンタンな相性の見方

「二重円」に二人の出生データを入れて、二人のネイタルチャートが重なった二重円を作ります。アスペクト表に赤い色が3つ以上ついていたら、その関係は要注意です!

青い色はいい意味のアスペクトです。その他のアスペクトもクリックすると意味が表示されますから、参考にしてください。

※相性を見るためには、スタナビの有料版(Basicプラン以上)が必要となります。但し、Basicプランは初月無料で相性診断をすることができます。

まとめ

西洋占星術が当たらないと感じる理由や、当たる占いをするために必要なことなどを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ホロスコープは大変奥の深い情報源です。

一朝一夕で全てを理解することが非常に難しいことや、12星座占いでは全ての人に当てはめることができないことについておわかりいただけたのではないでしょうか。

これまで西洋占星術が当たらないと感じていた人も、少し西洋占星術の見方が変わっていってくれたら嬉しいです。

西洋占星術は読み解く項目が多く、通常のサイトを少し巡る程度で独学でちゃんとした鑑定士を目指すのは不可能です。

しかし、少しでも読み解けるようになると人生のさまざまなことがわかるようになり、生きやすさの助けになる占術です。

人間関係を円滑にすることにも一役かってくれる心強い味方にもなります。

また面白く、整理されていて勉強しやすいので、人にもよりますが、数年間くらい体系的にきちんと学ぶと、「当たる」といわれるちゃんとした鑑定師になることもできます。

奥深いホロスコープの世界をじっくりと覗いてみてはいかがでしょうか。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。