2023年獅子座

【2023年運勢解説】獅子座編

全体運

獅子座の人にとっては、ここしばらく、牡牛座にいる天王星が90度、土星が真向かいの水瓶座にいて、Tスクエアという形になっている状態が続いていました。土星と天王星のハードアスペクトが続くときは、生き方全般をシフトしなさい、手放しなさいというエネルギーが働くのです。そんなストレスフルな状態が続いてきたのではないかと思います。

3月7日に土星が魚座に入ります。それまでの約2年間、水瓶座にいた土星が抜けていくという意味では、土星のストレスから解放されていきます。

2022年5月に牡羊座に木星が移ってきてから、努力し、成果を出し、そして自分のやりたいことを周りに主張できてきたのではないかと思います。これからは、携わってきたことに、新しい役割を求めて新しい冒険をしていくのにふさわしい時期かもしれません。新しくならざるを得ないというストレスの中で、古いものをばっさり切って新しいところにシフトするということもあるかもしれません。

ただ、牡羊座の木星の動きはとても速く、2023年5月17日には牡牛座に移ってしまいます。牡羊座に木星がある2023年の前半、5月17日までの時期を特に大事にするといいでしょう。この時期に、集中して何かしらアクションを起こす、自分の存在をあらわしていくといいのです。そうすると5月17日以降に、社会的な承認が得られるでしょう。

一方で、3月24日に冥王星が水瓶座に入ってきます。6月11日に再び山羊座に戻り、行きつ戻りつしながら、本格的に水瓶座に入り、その後、なんと2043年までおよそ20年間も滞在します。冥王星の影響は、あまり意識の表層に上がってくるものではないのですが、非常に深いところに効いてきて、自分の存在をゆっくり全て書き換えていくような影響があるかもしれないのです。長い年月をかけて通過していきますので、生き方を変えるとまではいわないまでも、本気モードでしか立ち向かえない、真顔で対応しなくてはいけないことに遭遇するでしょう。「それは本当ですか?」とか、「生きるか死ぬか」というような、極端な選択というテーマが投げかけられるかもしれません。それまで一生懸命やってきたことを手放すのか全力投球するのかということかもしれません。

2023~2024年は、冥王星は水瓶座と山羊座を行き来しますから、まずその触りのような出来事があるかもしれない時期でもあります。

仕事運

目の前に土星がいたことによって、蓋をされてきた獅子座の本来のクリエイティヴなパワーを、いよいよ外に向かって出すときかもしれません。社会的な承認を得やすくなるのは5月17日以降です。

そのとき大事なのは、それらは人の手に渡っていくのだということです。自分がどうありたいかといったことには、あまりこだわらない方がいいようです。どちらかというと、人に預ける、委ねる、手放すくらいのつもりで、周りの人にそれをさらしていくといい時期なのです。すると自分の思惑の外で自分像が発展していきそうです。そして、それに応えるようにしていくと、どんどん発展していくことができます。それは自分がこだわっていた自分像ではないかもしれないのですが、周りから求められる新しい自分の役割だと理解して、それに応えていくと、仕事はとても発展していきそうです。

木星が10番目の星座にいるということから、社会的な責任も増えていくでしょう。かなり忙しい時期でもあります。特に秋くらい、蠍座に火星が入る頃から拍車がかかってきます。とにかく人に委ねてください。自分がどうこうしようというように思わず、周りの期待に委ねると、進みが速くなります。

恋愛運

6月から7月上旬に獅子座に金星と火星が入ります。ここは、少し危ない時期です。この火星と金星は天王星と90度なので、刺激的な出会いを引き寄せるかもしれませんが、危険な恋の香りがします。

落ち着いた関係を築きたい方は、自分の本物の魅力、本当の感覚を磨いておいて、9月中旬から10月上旬頃の、もう少し穏やかに落ち着ける時期を使うのがいいでしょう。火星が天秤座に入り、獅子座の金星と60度という吉角になる時期です。12月31日に金星が射手座に入って以降は穏やかにしっかりと関係性を構築していくことができます。2023年は秋頃までは関係を引っ張って、落ち着いた眼でよく相手を見定めてから、ターゲットを絞っていくといいでしょう。


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